【講師】
東御市民病院リハビリテーション科
言語聴覚士
餅田 亜希子さん
優しく、しかし吃音について
知ってほしい。理解してほしい。
という強い思いが伝わってくる方でした。
「吃音について知っておくことは相手を
大切にできることになる。理解者を広げよう」
―というお話がありました。
なので、そこで学んだことを少し
この記事にて発信したいと思います。
皆さんは吃音についてどんなイメージがありますか??
〇吃音は一過性だから気にしなくていい
〇子どもにはよくあること、大きくなれば自然と治る
〇ストレスのせい。母親の育て方のせい。
〇吃音について本人に意識させてはいけない、
触れてはいけない
―など、多かれ少なかれそんなイメージが
あるのではないでしょうか。
しかし、それが正しいとは限りません。
しっかり正しい知識を持って接すること
また支援することが重要とのことです。
◇吃音の症状◇
連発・・・「あ、あ、あ、あしたね」
新発・・・「あーーーーーしたね」
難発・・・「…………っっあしたね」
随伴症状・・・言葉を発するときに大きく息を吸ったり
腕振りや足を踏み出しながら声をだす
最初は連発から始まる人が多く
当の本人はそれが普通なためあまり苦しくないそうです。
しかし、人に指摘されたり気にし始め
おかしくない話し方をしようと工夫します。
連発から進発に、進発から難発に。
症状悪化のプロセスです。
そして連発⇒難発、随伴症状となるほど
軽度⇒重度、の症状になります。
パっとみわからなくなるほど症状が
重くなるということですね。
◇吃音の原因◇
生活環境がいけないとか、母の育て方が悪いとか、
そんな言われ方もしますが、そうではありません。
詳しい原因はまだ解明されていないのですが
遺伝的要因もあるとのこと。
ですが親、特にお母さんはどうしても考えしまいますよね。
Dr.や保育士、保健師さんに相談します。
そこで「あまり気にしないでいい」と
アドバイスをもらうことは多いと思います。
しかし「お母さんのせいじゃないよ」と言う方は
少ないのでは。
そんなお話がありました。
専門職の人はアドバイスや助言をするとき
意識するのは当たり前のことですよね。
ですがその当たり前のこと
をきちんとできるようでないといけませんね。
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
また佐久から吃音をもつお子さんの
お母さまがいらっしゃって経験談と
思いを語ってくださいました。
クラスの先生と子どもたちに
どうやて吃音について教えるかなど
たくさんの経験からお母さま自身
前向きにしっかりと生きている印象です。
参加したメンバーの中には
当事者の方や子どもがいる方もいらっしゃっいました。
「こうなんだね」「知れてよかった」など
そんな声もあり、一緒に参加できてよかったです♪
私たちスタッフも正しい知識と
本当に相手を大切にできる支援を
心掛けたいと思い直した講座でした。
**********************
発達障害はその特性を強みに
精神障害はその配慮を大切に
特性を活かした「就活」を支援
✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲
週一通所の努力から
その頑張りを就労へ
ワンズは週一出勤(通所)からのステップアップ!「あなたのやる気」を本気で考え応援します!お電話でもメールでもWEBでも、ポップな元気でお気軽にお問い合わせください (^^)/
ワンズは全力であなたの『チカラ』になります
長野県指定 障がい者福祉サービス 事業所
就労移行支援事業所 オフィスワンズ
上田市常田35-6
メール contact@wands-co.jp
電話 0268-71-6505
WEB https://www.wands-co.jp
**********************