【近日更新】
ワンズメンバー投稿
彼自身の経験から感じたこと、苦しさ、、、・・・
ワンズに来ての現在
当事者の生の声をそのまま
ブログとしてお届けしています。
近日、続編を更新予定です!
ぜひまだお読みでない方はこちらからご覧ください👇
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ワンズブログ:メンバー投稿
✽ 一歩目 「ワンズ」✽
・・・
ワンズへ通所して9か月(体験含)
少しずつであるが自分の意見を
発することができるようにまでになった。
同じように疾病や障害で
一歩目を踏み出せない誰かの歩みだすきっかけに
つながっていくことに期待してブログを書いてみたい。
障害状態になってからワンズに出会うまで
福祉サービスの利用開始を怖がり受診以外は家で過ごし
人とのかかわりは避けていた。
私が障害児者・高齢者の福祉サービスに仕事として
20年余りかかわってきた。その経験が障害者として
福祉サービスを利用することへの強い抵抗感となっていた。
医師の助言もあり社会生活への回復に向け市内の
福祉事業所を複数見学した。
どこも同じ福祉施設のにおいと雰囲気があって、
5分から10分で退室し帰宅。
見学から前にすすむことはなく数か月が過ぎた。
医師は根強く提案と助言を続け
「株式会社が経営するワンズなら、経験してきた福祉観や
先入観がなく見学できるのでは?」
と背中をおしてくれ、
4年以上治療を続けてくれる医師の助言を受け入れ
ワンズにいくことになった。
ワンズの入り口は他の事業所との大きな差はない。
入り口を入るとチャイムが響く、階段を一段あがるごとに
脚は重くなっていく、早く帰りたいとの思いが強くなる。
身体のこわばりがきつくなっていく。
先入観から沈んでいった気持ちを待っていたのは
オシャレなオフィスだった。
静かに流れるジャズや装飾に空間は演出され、
空間のオシャレさは働くスタッフにも伝播し雰囲気は
福祉のにおいを感じさせないオフィス。
言葉にできないが福祉っぽさがない雰囲気が
後押しさせたのか僅かな期待が生まれ、
すぐに帰ると決めていた私の期待(気持ち)は
ワンズの雰囲気によって裏切られた。
私があきらめていた社会復帰への一歩目は
ワンズによって踏み出せた。