【吃音】
こんにちは。
ワンズネクストです。
ワンズネクストでは、
月に1度言語聴覚士の講師に
来ていただいて面談を行っています。
面談の目的は
「言語障害があって、コミュニケーションを
したくても自信を持てない」
「今後、就職に向けてどのような発信をしていけばいいのだろう」
というお悩みを持つメンバーさんに向け、
ヒアリングやアドバイスをいただくことです。
言語障害といっても様々な症状がありますが、
そのひとつの症状に「吃音」と呼ばれるものがあります。
「吃音(きつおん、どもり)」とは、
話す時に最初の一音に詰まってしまうなど、
言葉が滑らかに出てこない発話障害の1つです。
主な症状には3つ。
「ここここ、こんにちは」と言葉のはじめの音
を繰り返してしまう「連発(れんぱつ)」
「こーーんにちは」と音が伸びてしまう
「伸発(しんぱつ)」
うまく言葉が出ずに間が空いてしまう「難発(なんぱつ)」
吃音という言葉は知っていても、
話す相手に連発の症状があると
「焦っているのかな?」「話しにくいのかな?」
と思われる方が多いです。
そのため「ゆっくりでいいよ」
「言いたいことはこれ?」など
相手に気を使った声掛けをすることが
多いのですが、
吃音の症状はその方の本来の話し方です。
このような対応はその方の話したい
気持ちを削いでしまう原因になります。
「またうまく話せなかった」
「聞いてもらえなかった」
と悩んでいる方は少なくありません。
では、どのような対応が望ましいのでしょうか。
◆話し方に注目しないで、話の内容をしっかり聞く。会話を楽しむ。
吃音の症状は、その方にとっての本来の話し方です。
症状が出ているから苦しいのではなく、伝えたいことを伝えている
状態ですので、話の内容に注視して会話をすると安心感が持てます。
◆心配しそうに聞くのではなく,ゆったりと聞く。
焦らせたり、大丈夫かな?という
雰囲気は話しにくい雰囲気だから
言いたいことの半分も言えていないけれど
やめておこう。
という感情を抱く可能性があります。
話し手の話を聞きたいという姿勢が大切になります。
また、就職に向けての支援として
自分の言いたいことをどのように伝えるか、
どのような心持を向けるか、
相手に理解をしてもらえる説明の方法など
面談で詳しくお伝えしていただいています。
スタッフも専門的な視点からのアドバイスを
支援へ活かしていきたいと思い、
面談の内容はメンバーさん合意の上、
スタッフ間で共有し今後の支援方針
を決めていきます。
ワンズネクストは様々な職種と連携しながら、
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