【障害者の日】

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「私たちぬきに私たちのことを決めないで!」
(Nothing about us, without us!)

この言葉をご存知でしょうか??
この言葉は、障害者権利を考える大きな影響を与えた言葉となっています。

障害者基本法の改正
障害者総合支援法の制定
改正障害者雇用促進法
障害者差別解消法の成立
平成から令和にかけて障害者に関わるさまざまな国内法が整備されてきました。

身体・知的・精神、障害の種別などで要望が異なり一つになって活動することが少なかった日本の障害者団体も、
国連での障害者権利条約の制定・日本での批准に向け一丸となってソーシャルアクションを起こしてきました。

障害者権利条約は、
障害者の権利として特別なことを主張しているわけではありません。

障害のある人もない人も、
住みたい場所で暮らす
行きたいところに行ける
働き納税する
当たり前の権利と自由、そして義務を認め
社会の一員として尊厳をもって生活することを目的としています。

目的の達成のため社会には何が必要なのか
どういう考えを持って社会を進めていくかが示されています。

その一つの考え方として「合理的配慮」があります。

合理的配慮は、
2011年に成立した改正障害者基本法第4条に「差別の禁止」が新設されました
「合理的な配慮がされないことが差別につながる」とし、
「合理的配慮」を実現するために定められた法令が、
「障害者差別解消法」「改正障害者雇用促進法」になります。

合理的というのは、
どういうことをさしているのか?
誰からみてのことなのか?

法律の改正によって
合理的配慮の提供が努力義務から法定義務へと変化しました

「様々な場面で、障がいや疾患のある人から、何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲で社会的障壁を取り除く配慮を行わなくてはいけない」

文面だけでは硬くて内容の理解は難しいかとおもいます。

就労移行支援事業所であるワンズネクストにて
履歴書作成時に合わせて作成していただく「合理的配慮」事項

障害者の権利がどういう経緯で語られ現在に至るのか
メンバーさんにも講座でお話をさせていただきます。

就職を目指すメンバーさんが自分の障害や特性を自分なりに理解し発信するために

合理的配慮の「合理的」とは、何を、誰の視点から見て「合理的」なのか。
自己理解などを深めていただくよう支援しています。

メンバーさんにお伝えしている合理的配慮は、
就職先となる事業者、就職を希望するメンバーさん
どちらか一方の要望や事情のみを考慮するものではないと私たちは考えています。

就職に向け見学や実習その振り返りなどを通して
両者の建設的なコミュニケーションによって、相互に理解・納得し、
その手段や方法、代替手段の検討されたものが「合理的配慮」ではないでしょうか。

昨日の障害者の日にみなさんと考えディスカッションしてみたことでした。

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発達障害はその特性を強みに
精神障害はその配慮を大切に
特性を活かした「就活」を支援
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週一通所の努力から
その頑張りを就労へ
ワンズは週一出勤(通所)からのステップアップ!
「あなたのやる気」を本気で考え応援します!
お電話でもメールでもWEBでも、
ポップな元気でお気軽にお問い合わせください (^^)/ 
ワンズは全力であなたの『チカラ』になります
長野県指定 障がい者福祉サービス 事業所
就労移行支援事業所 ワンズネクスト
上田市常田35-6
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