【入浴は好きですか♨?】

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こんにちは、ジェイです♪

寒い季節はお風呂が体に染みますよね。

みんな大好きなお風呂!…と思いますが、実は発達に特性を持つ人にとっては様々な苦痛が伴い、お風呂を敬遠している人たちもいるのです。
ジェイに通ってきているお子さんからも決まった曜日に入る、1日おきに入る、シャワーだけ等お話を聞きます。

お風呂のどういうところが嫌なのでしょうか?

ADHD傾向、ASD傾向を持つ人によっても変わりますが、「面倒くさい」と感じる人が多いようです。
面倒くさいと思うことって、人それぞれにありますよね。
しかし、彼らには明確な理由があるのです。
例えば
・そもそも体を綺麗にするということに関して魅力を感じない。
→身体を綺麗ににするということは、身だしなみを整えるという点で自分自身を清潔に保つため、また対外に向けても必要なことです。
しかし、特にASDの方に多いようですが、相手がどのように感じているか読み取ることは苦手な傾向にあるので、自分が苦手なことはやりたくない、という自分ルールとして明確な理由があり敬遠してしまう。
・お風呂に入るという行動の意味が理解できない。
→お風呂に入ることで、「身体が綺麗になる」ことや「清潔なことはいい」ことという知識はあるが、それが実生活に繋がることが想像できず、お風呂の中での手順(髪、身体をお湯で流す。シャンプーやボディソープで身体を洗う。洗い流す。など)が面倒なため敬遠してしまう。
・感覚過敏(触覚過敏)がある
→シャワーが痛い、熱すぎると感じることがある。
・強いこだわりやマイルールがある
→お風呂の手順(リンスを〇回流す、決まった順に洗う等)が自分の中で決まっており、その通りにやらなければ気が済まない。
・過去の体験がフラッシュバックする。
→シャンプーが目に入った、湯船でおぼれかけた等、そのときの恐怖心や痛みがトラウマになっている。
・行動に切り替えが苦手
→今やっていること(TVを見る、ゲームをする等)を止めることができない。興味があることを優先してしまう。
・手先の不器用さがある
→身体を洗う、こする等の動作に困難さがあり、洗うことが苦手。

発達に特性を持つ人たちにとっては、言葉の意味を想像することが苦手なことがあります。
高校生や大人に近づくにつれて、他者を意識する必要性に迫られ、「お風呂で身体をきれいにすることはいいこと」という知識と「実際に身体が綺麗になっていいことがある」という経験がマッチすることで、お風呂に入ることの意味が完成されることもあるようです。

〇障がい特性への工夫とコツ
①「お風呂に入る意味」を子どもが分かるように説明する
→身だしなみを整えることが本人にとって当たり前ではないことがあります。「清潔」でいるべき理由を論理的に説明する。
②お風呂に入る「事前予告」をする
→事前に「いつ」「何を(具体的に)」するのかを説明する。
③お風呂が「楽しい場」になる工夫をする
→お子さんが興味をそそられるような工夫をする。
④子供が恐怖心や苦痛を感じない方法を探る
→先に保護者の方が手本を見せる。

色々な工夫があります。個々に苦手と感じることとその対処法は異なります。
家庭で色々な方法を試してみるといいかもしれませんね。

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