コラム転記⑧【怒りの底に潜む「うつ」について】

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コラム転記⑧【怒りの底に潜む「うつ」について①】
発達障がいの中のカテゴリで、
ADHD(注意欠陥・多動性障害)があります。
ADHDはその特性から、
うつ病のリスクが高くなります。
対人関係は築けるものの、
特性上周囲の人と摩擦を起こしやすく、
ストレスを溜めやすい傾向があります。
子どもの頃から多動や行動において、
周囲から注意を受けたり、
叱られる機会が多くあるために自尊心が育ちにくかったり、
自身の無力さや、自信が無い方も少なくありません。
このような背景もあり、
ADHD特性がある方はそうでない方に対し
<二次的なうつ病>にかかる人はかなり高いことが分かっています
うつ病の症状は人により様々です。
代表的な症状として「気分の落ち込み」「不眠」が挙げられます。
特に不眠はうつ病の9割以上に見られる症状で、
特に途中で目が覚める不眠がよく起こります。
それ以外にも
「集中力が続かない」
「記憶力が低下する」
「以前よりも忘れ物が増える」
「些細な事にイライラする」
「身体への痛みがある」
「今まで好きであったものに対して楽しさを感じることができない」
「外出したくない、人と会いたくない、電話にも出たくない」
などなど、いくつもの症状が出ます。
特に「集中力が続かない」「記憶力が低下する」
「以前よりも忘れ物が増える」この3つは
障がい特性とよく似ていませんか?
その為、症状が出ているにも関わらず
「いつものことだから・・・」と捉えてしまいがちなのです。
怒りを抑えたり、ストレス発散もひとつの方法ですが、
いつものストレス発散方法をしても落ち着かなかったり
変化がない場合はもしかしたら
「うつ症状のひとつ」の可能性があります。
「あれ?いつもと違うかも?」
普段より違った様子を周囲が感じたりした際には、
本人へ声を掛けてみてください。
自分の気づきが一番なのですが、周囲の気づきも大切です。
どちらにせよ「なにかいつもと違う!」と感じたら、
早めに主治医へご相談ください。
その際、以前とは違う!と感じた症状をまとめておくと良いでしょう。
次回は、「うつの治療法」についてお話させていただきます。
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